2013年01月29日

「ボストン美術館展」


先日、九州国立博物館で開催中の「ボストン美術館・日本美術の至宝」を見てきました。

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ボストン美術館は140年前に開館したアメリカを代表する美術館のひとつです。45万点を超える

作品を所蔵しています。


ボストン美術館
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そのうち約4分の1を占める日本美術のコレクションは、世界最高レベルを誇るそうです。日本にあ

れば国宝級の作品ばかりだそうです。


雲龍図(部分) 曽我粛白筆
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馬頭観音菩薩像(平安時代)
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毘沙門天像(平安〜鎌倉時代)
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山水図(部分) 文清筆(室町時代)
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四季花鳥図屏風(右隻)狩野永納筆(江戸時代)
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では、なぜそんな貴重な価値のある日本の文化財が、はるか遠く離れたアメリカのボストン美術館に

あるのだろうと、疑問に思われる方も多いと思います。実は、ボストン美術館が出来た頃は日本は明

治時代でした。文明開化が叫ばれ始めた時代で世の中が急激に変化し、生活にに困った上流階級や寺

院が、宝物を売りに出すようになりました。しかし、西洋のものが何でも良いとされていた当時、日

本古来の美術品はあまり価値のないものと思われ、日本人は見向きもしませんでした。

そんな状況を悲しんだ3人の人達が、日本の文化財を救うために立ち上がりました。その時集められ

た文化財が、ボストン美術館のコレクションとなった訳です。


ウイリアム・スタージス・ビゲロー(1850〜1926)資産家・日本びいきの大コレクター
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ウィリアム・フランシスコ・フェノロサ(1853〜1908)教師・日本美術の伝道者
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岡倉天心(1863〜1913)明治時代の国際派 東京大学でフェノロサに学ぶ
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ボストンが誇る世界最高のコレクション「まぼろしの国宝」が九州初上陸とあります。

他にも緒方光琳、長谷川等伯などの名品が46点展示してありました。いいですよ!是非見て下さい

ね!


また、同期間中に「江戸の粋、印籠展」も開催中です。


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主に江戸時代に用いられた男性の装身具で、

瀟洒なデザインを蒔絵や螺鈿など高度な漆芸技法であらわしたその美の世界は、まさに洗練された

「江戸の粋」の代名詞であり、明治時代以降は海外にコレクターや研究者が多く出ています。こちら

も一見の価値大いにありますのでお忘れなく!

ボストン美術館展は3月17日まで、印籠展は3月10日まで開催中です。

では、また!!







2013年01月01日

2013「明けましておめでとうございます!」

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皆様方には良いお正月をお迎えの事と思います。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

どうぞこの一年が素晴らしい年になりますように心よりお祈り申し上げます。